"BEAUTIFUL WEEKEND / ERNIE FREEMAN"
IMPERIAL, 1957
最近、ショップのDown Beatの買い付けもあり、コレクターさんと会う機会が増えたおかげか、ちょこちょこと声をかけてもらってレコード廻したりしています。
そんな中、先日、JazzとBluesのみで6時間ほどロングプレイしてきました!
最高に楽しくて、気持ちのいい時間を過ごし、酒も飯もすすみました。
その中から、今日はオープニングソングとしてプレイした"Ernie Freeman / Beautiful Weekend"です。
セレクターであれば最初の曲には気を使うと思いますが、私も最初の曲は気を使います。
もちろん当日は土曜日で、日が沈みかける夕方18:00くらいからのプレイだったので、お気に入りの中からこの曲を選びました。
上げすぎず、下げすぎず、現場の空気を温めながら、素晴らしい夜が始まる予感をしっかり感じさせる曲だと思います。
あと、この日はお客さんのほとんどがイーストロード等での、お馴染みのコレクターさんだったので、最初から私の一番得意とする、ジャマイカ人顔負けの「ラフでタフ」な選曲をしてやろうと企んでいました。
思った通り掴みはバッチリだったので、そのまま強気な選曲で深夜0:00まで押し通しました!
ということで、次回の曲紹介につづきます。
話は変わりますが、最近はブログで紹介したいと思っていた曲の多くを、ショップのDown Beatで販売できてるので楽しいです。
ココらへんのレコードはアメリカでは買いやすいものがあったりするのですが、ジャマイカでは入手が難しくコレクターズアイテムになっています。
Down Beatで販売しているレコードは、100%知り合いのコレクターさんのレコードボックスから直に購入していますので
「ジャマイカではどんな曲が受けるのか?」という質問に対しての答えのつもりで販売しています。
あとは「好みとセンス」で曲を並べれば、必ずジャマイカで盛り上げられると思います!
"LIVE IT UP / ERNIE FREEMAN"
IMPERIAL, 1959
今回紹介したアーニー・フリーマン(Ernie Freeman)は"Live It Up"(画像はジャマイカの再発、オリジナルはインペリアル)をスカタライツが"Beardman Ska"のタイトルでカバーしているのが有名です。
ジャマイカで"Beardman Ska"のタイトルになっているのは、"Live It Up"が別名"Beardman Shuffle"と呼ばれているからです。
トレジャー・アイルでトミー・マックックがカバーした"Indian Love Call"もオリジナルはアーニー・フリーマンです。
アーニー・フリーマンについてはタカオさんブログも是非!
2013/08/24
AMOR, JOHN B
"AMOR / THE ARENA BRASS"
EPIC, 1962
"AMOR / RAYMOND HARPER & CARIB BEATS"
DOCTOR BIRD, 1966
Doctor Birdレーベルの最大のヒット曲。
前半のハーモニカはチャーリー・オーガネアー(Charlie Organaire)たと聞いた覚えがありますが確かではありません。
中盤からはレイモンド・ハーパーの浮遊感のある素晴らしい演奏が聴けます。
カバー元はロバート・マージー(Robert Mersey)制作のメキシコ、ラテン音楽のカバー集です。
このLPからはタイトル曲の"Lonely Bull"もカルロス・マルコムがカバーしています。
わりと軽めの音で、イージーリスニングという感じですが、トランペットは素晴らしいです!
イージーリスニング系のレコードは、シチュエーションとタイミングを選びますが、ハマった時にはとても気持ちの良い空間を作れるので、個人的にも積極的に使っています。
Amorはメキシコのボレロがオリジナルで、1944年にザビア・クガート(Xavier Cugat)・オーケストラがカバーしたものが有名です。
"I WANNA GO HOME / LONNIE DONEGAN"
PYE, 1960
"JOHN B / THE VIBRATORS"
DOCTOR BIRD, 1960
John Bはイギリスのポピュラー・ソングになるのでしょうか?前回紹介した"REMINISCE"同様、カリブ風のセンチメンタルな曲です。
ジャマイカでもヒットしたようで、私自身も「ココで聴いた」みたいな明確な出会いがあったわけではないのですが、
自然に耳に馴染んでいって、お気に入りの曲になった1枚です。
EPIC, 1962
DOCTOR BIRD, 1966
Doctor Birdレーベルの最大のヒット曲。
前半のハーモニカはチャーリー・オーガネアー(Charlie Organaire)たと聞いた覚えがありますが確かではありません。
中盤からはレイモンド・ハーパーの浮遊感のある素晴らしい演奏が聴けます。
カバー元はロバート・マージー(Robert Mersey)制作のメキシコ、ラテン音楽のカバー集です。
このLPからはタイトル曲の"Lonely Bull"もカルロス・マルコムがカバーしています。
わりと軽めの音で、イージーリスニングという感じですが、トランペットは素晴らしいです!
イージーリスニング系のレコードは、シチュエーションとタイミングを選びますが、ハマった時にはとても気持ちの良い空間を作れるので、個人的にも積極的に使っています。
Amorはメキシコのボレロがオリジナルで、1944年にザビア・クガート(Xavier Cugat)・オーケストラがカバーしたものが有名です。
"I WANNA GO HOME / LONNIE DONEGAN"
PYE, 1960
"JOHN B / THE VIBRATORS"
DOCTOR BIRD, 1960
John Bはイギリスのポピュラー・ソングになるのでしょうか?前回紹介した"REMINISCE"同様、カリブ風のセンチメンタルな曲です。
ジャマイカでもヒットしたようで、私自身も「ココで聴いた」みたいな明確な出会いがあったわけではないのですが、
自然に耳に馴染んでいって、お気に入りの曲になった1枚です。
2013/03/07
LUMUMBA, CONGO WAR
"LUMUMBA / BONNY & SKITTER"
WIRLDISC, 1961
今回は販促っぽくて恐縮ですが、今週販売する"Lumumba"についてです。
ショップのコメント欄では書ききれないのでこっちで補完します。
一般的には再発盤の表記である"Lumumbo"として知られていますが、実際はオリジナル盤の表記通り"Lumumba"が正しいタイトルです。
"Lumumba"は人名で、コンゴ民主共和国の独立期の指導者で初代首相('61年に暗殺)パトリス・エメリィ・ルムンバ(Patrice Emery Lumumba)から取られています。
私がパトリス・エメリィ・ルムンバの名前を知ったのはロード・ブリナー"Congo War"に興味を持って調べていた時でした。(2番の歌詞に"Patrice Lumumba"と出てきます)
"CONGO WAR / LORD BRYNNER"
C AND N, 1964
それは、ある大物のセレクターさんに"Congo War"の歌詞の内容について質問した際に「この曲はアフリカの事を唄った、俺達にとって特別な曲なんだ」
と私に教えてくれたからです。
今だったらグーグルに「Congo War」と検索すれば解決するような事でも、当時は大変だった思い出があります。
その中でコンゴの歴史やパトリス・エメリィ・ルムンバを知ると同時に、ジャマイカ人のアフリカに対する意識の高さを強く感じたことを覚えています。
マルコムXやキング牧師は知っていてもパトリス・エメリィ・ルムンバを知らない方は多いのではないでしょうか?
おそらく私もジャマイカの音楽と文化の繋がりに興味を持たなかったら今でも知らないままだったと思います。
是非、グーグルで「パトリス・エメリィ・ルムンバ」または「Congo War」と検索して、これらの曲の持つ奥深さを感じ取ってください。
WIRLDISC, 1961
今回は販促っぽくて恐縮ですが、今週販売する"Lumumba"についてです。
ショップのコメント欄では書ききれないのでこっちで補完します。
一般的には再発盤の表記である"Lumumbo"として知られていますが、実際はオリジナル盤の表記通り"Lumumba"が正しいタイトルです。
"Lumumba"は人名で、コンゴ民主共和国の独立期の指導者で初代首相('61年に暗殺)パトリス・エメリィ・ルムンバ(Patrice Emery Lumumba)から取られています。
私がパトリス・エメリィ・ルムンバの名前を知ったのはロード・ブリナー"Congo War"に興味を持って調べていた時でした。(2番の歌詞に"Patrice Lumumba"と出てきます)
"CONGO WAR / LORD BRYNNER"
C AND N, 1964
それは、ある大物のセレクターさんに"Congo War"の歌詞の内容について質問した際に「この曲はアフリカの事を唄った、俺達にとって特別な曲なんだ」
と私に教えてくれたからです。
今だったらグーグルに「Congo War」と検索すれば解決するような事でも、当時は大変だった思い出があります。
その中でコンゴの歴史やパトリス・エメリィ・ルムンバを知ると同時に、ジャマイカ人のアフリカに対する意識の高さを強く感じたことを覚えています。
マルコムXやキング牧師は知っていてもパトリス・エメリィ・ルムンバを知らない方は多いのではないでしょうか?
おそらく私もジャマイカの音楽と文化の繋がりに興味を持たなかったら今でも知らないままだったと思います。
是非、グーグルで「パトリス・エメリィ・ルムンバ」または「Congo War」と検索して、これらの曲の持つ奥深さを感じ取ってください。
2012/09/16
DESAFINADO
"DESAFINADO / STAN GETZ & CHARLIE BYRD"
VERVE, 1962
ブラジルの音楽家アントニオ・カルロス・ジョビンの名作中の名作です。
カバーも非常に多く誰でも知っている曲だと思います。

"DESAFINADO / MAPLETOFT POULLE ORCHESTRA"
WIRL JAMAICA, 196?
まずはMapletoft Poulle Orchestraのメント/カリプソでのカバーです。
Mapletoft Poulleはジャマイカ国歌の編曲を担当した大物の音楽家でピアニストです。
Mapletoft Poulle Orchestraは50年代のトップバンドの1つとして数えられていて、スカタライツのジョニー・ムーアが所属(後にジョニーはラスタ思想とドレッドロックスが原因でクビになります)していたことでも知られています
60年代以降はジャマイカ政府と協力して、海外でのメントやジャマイカ音楽の普及に努力、貢献したようです。
60年代中期に同じWirlレーベルからメントのアルバムもリリースしています。
このレコードはスタンパーがジャマイカ製ではないので、録音の時期については不明です。
スタン・ゲッツがチャーリー・バードとのコンビで、この曲を大ヒットさせたのが1962年ですので、録音は1962年以降だと思います。
荒々しく力強いリズムにテンション上がります。ウワモノがサックス、フルート、ギター、ピアノと変わっていく感じも良いです。
バイロン・リーも、もう少しサラっとしたアレンジのカリプソカバーを"Caribian Joy Ride"というアルバムでカバーしています。

"DESAFINADO / PRINCE BUSTER AND THE ALL STARS"
PRINCE BUSTER V.O.P, 1964
そしてこちらはスカファンにはお馴染みのPrince Buster And The All Starsによるスカカバーです。
テナーにVal Bennett、トランペットはRaymond Harper、ドラムはArkland "Drumbago" Parksという個人的に大好きなメンバーです。
ローカルな匂いは強く残しつつ、非常に優雅で洗練されたすばらしい演奏です。
秋の連休にゆっくり聴いてみてください!
2012/09/13
COXSONE 70'S TEST PRESSING
今日、ちょっと面白いレコード見つけました!コクソン音源の再発用テストプレスなんですけど、今日入手したのは再発されていない物ばかりなのです。
スタンパーは全てオリジナルを使用しています。
60年代~70年代初期まで、ブランク盤はプレリリース盤として普通に流通していたのはご存知だと思います。
ですが、70年代中期以降は文字通りテストプレスですので、(プレスの目的にもよりますが)プレス枚数も極端に少なく、関係者のみが入手できる貴重な音源だと思います。
例えば、この曲はロード・クリエイターだと思いますが、恥ずかしながら私タイトルわかりません。
マトリクスがWirl CS 1195-1とあるので後期のスカからロックステディの時期だと思いますが素晴らしい曲ですね!
"WIRL CS 1195-1 / LORD CREATOR?"
COXSONE, 196?
また、最近再発されるまで再発は無いとされていたこの曲もテストプレスは存在していました!
近いうちにショップで販売します。良い曲ばかりなのでよろしくお願いします。
2010/10/10
PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG
"PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG / ERNEST RANGLIN featuring LESLIE BUTLER"RCA(JAMAICA), 196?
available on: RANGLIN PRESENTS THE ZODIACS
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先々週ジャマイカに、かなり強力なトロピカルストーム”ニコル”がやってきまして買い付けが全く出来ませんでした…。
とにかくカミナリがすごくて(ジャマイカのカミナリは音も光も強力です)、いやな思いをしました。
一応、少しだけですが今週日本に荷物が到着します。水曜日以降に検品が終了したものから販売していきます。
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この画像を載せて、主役のゾディアックスを紹介しないというは反則ですが…。
ゾディアックスにつきましては別に機会を設けたいと思っています。
このLPには3曲アーネスト・ラングリンによるインストが収録されていて、そのうちの1曲がこの曲です。
3曲ともカバーで、この曲以外はジェームズ・ブラウンの「トライ・ミー」とスカタライツの「ガンズ・オブ・ナバロン」をカバーしています。
紹介する「パパズ・ゴット・ア・ブランニュー・バッグ」もジェイムズ・ブラウンのカバーなので、ジェイムズ・ブラウンは人気があったんでしょうね。
この曲ではレスリー・バトラーのオルガンが前面にフューチャーされてファンク色が高まっています。
聴いているだけでワクワクしてくるくらいカッコいいですね!!
2010/10/03
ENJOY YOURSELF
"ENJOY YOURSELF / PRINCE BUSTER"PRINCE BUSTER, 1963
ジャマイカのヴィンテージレコードもいよいよ無くなってきたな。と思うこの頃で、いまいちテンションも低めでした。
もう、数年前からジャマイカのレコードが「無くなる、無くなる」と言われていましたが、いよいよな感じがしています。
ジャマイカに居てこんなことを言うのもおかしいですが、レコードに関しては既に十分な量が日本に入っているので、オークションを含む、国内のトレードで賄えるんじゃないかなと思っています。
その反面、レコードを販売していても熱いヴィンテージファンは数多くいらっしゃいます。
今後、ペースが上がるか下がるかはジャマイカの状況次第ですが、これからも精一杯努力していきます。
そんなイマイチの気分の時でもヤル気にさせてくれる曲を紹介します。
スカを聴き始めた頃から自分の中でのベストスカヴォーカルとして、時に慰め、時に元気づけてもらっている曲です。
また、この"Enjoy Yourself"は自分にヴィンテージの楽しさを教えてくれた曲としても、とても大切な曲です。
というのは、もう十数年前になりますが、初めてヴィンテージのダンス(コレクターが集まるダンスで、レイタウンのようなダンスとはちょっと違います)に連れていってもらい、
その、純粋に音楽を楽しむ雰囲気が最高で、当時バリバリ?のダンスホールのセレクターだった自分は大変な衝撃を受けました。
そして、気分がグッと盛り上がったところで、この"Enjoy Yourself"が流れてきました。
もちろん、以前からこの曲は知っていましたが、夕暮れのキングストンというシチュエーションの中、巨大なサウンドシステムから流れる"Enjoy Yourself"は全く別の曲に聴こえ、鳥肌が立つほど感動したのをよく覚えています。
それ以来、"Enjoy Yourself"を聴くと、そのイメージがフラッシュバックされて初心に帰り、ヤル気が出てきます。
また、曲の内容も最高です。簡単な歌詞なので単語を拾うだけで大体の意味はわかると思います。
前半の「短い人生なんだから、たくさん楽しいことみつけて楽しまなきゃ損だぞ」的な部分も大好きですが、
間奏が終わった後、若者に向けて「学校に行け!勉強しろ!本物になれ!インチキ野郎になるな!」って諭す部分が最高です。
時別に贅沢な一曲では無いかもしれませんが、素朴で飾り気の無い姿は、コミュニティに根ざしたサウンドシステム文化そのものだと思います。
2010/07/05
MAY BE TOMORROW
"MAY BE TOMORROW / VICTOR KING"WINCOX, 1964
帰国の準備で忙しく、ショップ、ブログ更新が遅れてしまい申し訳ありません。
ホント疲れました…。
そして、今無事に経由地のトロントで更新しています。もう少しで東京に戻ります。
トロントで乗換のために1泊しなければならないのですが、ちょっと良い事がありました。
ホテルに着き、最初に通された部屋がベッドメイクが終わってない部屋(昨晩の宿泊客が出たまんま)だったので、フロントに電話したらスイートルームに部屋を交換してくれました!!
一番嬉しいのは浴室が超豪華で大きい事ですね!!
ジャマイカでは水のシャワーしか浴びてなかったので、半年ぶりに暖かい風呂に浸かって最高です!!
掃除する人に悪いので、「余計なところは汚さないように」と気にしてしまうところに、自分の貧乏臭さを感じましたが…。
帰国後は、時差ぼけと多忙な生活が待っていますので、今日だけはゆっくりさせてもらいました。
また、頑張りますのでよろしくお願いいたします。
紹介している曲を唄っているヴィクター・キングという人については全くわかりません。
名前は男性のようなんですが、歌詞や歌声は女性のようにも聴こえます。
忘れられない夏の恋の歌です。カリビアンな雰囲気がとても気に入っています。
詳細知っている方いましたら教えてください。
2010/06/11
2010/05/26
WESTERN KINGSTON
"WESTERN KINGSTON / ROLAND ALPHONSO" KING EDWARD'S, 1963
いろいろ、ご心配いただきありがとうございます。元気ですので、ご心配なく!!
日本のニュースにもなっているようなので、ご存じの方もいると思いますが、キングストンの街は大変な事になっております。
表面上は、麻薬王と呼ばれるギャングの支持者と治安部隊の武力衝突なのですが、その裏側は実に深く、非常に深刻な問題が関わっています。
与党であるJ.L.Pは非常に厳しい政治判断を迫られていますが、判断によっては国内の状況はさらに悪くなると思います。
(どのような判断をしても、J.L.Pにとっては大きなダメージになる事は間違いないでしょうが)
事情が複雑で、個人の意見は控えたいと思ったので、歌詞のある曲ではなくインストを紹介しておりますが、とにかく、犠牲者が増えること無く、早く沈静化することを心から祈っています。
自分もしばらくは行動が制限されると思いますが、こういう時は大人しくしてるしかありません。
本当は、今週頭にレコードを日本に送ろうと思っていたのですが、レコードが先週から全く集まっていないので発送が遅れています。
今週いっぱい様子を見て集まらないようなら、今ある分だけでも送ろうと思っています。
2010/05/23
IRON BAR~JAMAICA FAREWELL
"IRON BAR / BILLY COOKE" COXSONE(JAMAICA), 1963
マイフェイバリット!!スカをプレイする際には、かなりの高確率(ほぼ、毎回)でプレイする最高にお気に入りのインストです。
ジャマイカ民謡であるメントの名曲を、スカにアレンジしたインストです。ドライブするベースとドラムがズンズン下半身に響きます。この手の曲は是非サウンドシステムで体感して欲しいです。
ジャズトランペッターであるビリー・クック名義の曲はおそらくこの曲だけだと思いますが、ジャズ楽団での活動がメインだったからだと思います。
それで、レーベルの画像を見てもらいたいのですが、先に"Iron Bar Billy Cooke"と書いて、その上に赤字で"INST KGN TWN"と書かれています。
"KGN TWN"は"KINGSTON TOWN"を略したものです。なぜ"INST KGN TWN"と書いてあるのかは、最後に解るようになっています!!同時期にロード・タナモもスカで唄っています。
"CALYPSO JAZZ(IRON BAR)" CXSONE(JAMAICA), 1962
available on: JAZZ JAMAICA FROM THE WORKSHOP
このアルバムは、ジャズマニアの"Sir. D"こと、サー・コクソン・ドッドが本当に制作したかった1枚だったと思います。とにかくメンバーが超豪華です。
全編を通して聴くと、ドン・ドラモンドが7インチ等で聴くのとは全く違う表情を見せているのも興味深いです。
レコーディングメンバーは以下のミュージシャン達です。
Lloyd Mason(bass), Carl McLeod(drums), Tommy McCook , Roland Alphonso(tennor), Don Drummond(trombone), Billy Cooke(trumpet), Cecil Lloyd(piano), Ernest Ranglin(guiter)
このアルバムの1曲目に収録されているのが、ジャズアレンジした"Iron Bar"です。上で紹介したスカヴァージョンと同じビリー・クックがトランペットです。
カリブの匂いがする素晴らしいアレンジがされています。セシル・ロイドのピアノも軽快です。セシル・ロイドは少ないながらも、非常に質の高い曲を残しています。
"IRON BAR / TONY JOHNSON" MELODISC(ENGLAND), 1951
ジャマイカでは一般的に親しまれているのがこちらのジャマイカ民謡であるメントです。メントの曲としてはとても人気があり、沢山のアーティストが唄っています。
紹介しているのは、イギリス録音なので最後がアレンジされています。内容はBig Bamboo系です。
"JAMAICA FAREWELL / KING ARTHUR KIBBS" CARL'S(JAMAICA), 19??
そして"Jamaica Farewell"です。紹介している曲はメントですが、誰でも知ってると言っていいくらい有名なポップソングです。
そもそもアメリカでバルバドス移民のカリプソニアンがヒットさせた曲ですが、ハリー・ベラフォンテが唄っているものが一番有名でしょう。
この曲は"Iron Bar"のメロディそのままに、歌詞だけ変えたものです。ジャマイカを離れる時のセンチメンタルな気持ちを唄った名曲です。
ジャマイカ国内では、ジャマイカに観光に訪れる観光客相手に、様々なアーティストのレコードが販売され、今でも島中のホテルで演奏されています。
このレコードでも最後に観光客向けのナレーションが入っています。
そして、この曲は別名"KINGSTON TOWN"とも呼ばれています。(キングストンタウンという言葉が、歌詞の最後にとても印象的な使われ方をしています)
"Iron Bar"と"Jamaica Farewell"は歌詞が違うだけなので、インストでは"Iron Bar"="Jamaica Farewell"です。
一番上のレーベルに書かれた"INST KGN TWN"とは"INST Jamaica Farewell"の意味なんですね。
このメロディーには"Jamaica Farewell"の持つインターナショナルの要素と、"Iron Bar"の持つ昔ながらのローカルな要素が同居していると言えるのでは無いでしょうか?
2010/05/08
PIPE DREAMS
"PIPE DREAMS / JIMMY BACK & HIS ORCHESTRA"CHAMPION, 1959
ナッシュビルのマイナーレーベル"CHAMPION"からの1枚。
聴けば「あー、聴いたことあるフレーズだな」と思うんじゃないでしょうか?
ジャズっぽい雰囲気と、カリブ風の陽気で明るい感じから、西海岸のミュージシャンを連想するかもしれませんが、演奏しているメンバーは"Excello"(ココで紹介しています。)など、重要レーベルのバックバンドのメンバーとして数多くの演奏が残っているようです。
このレコードは、結構前から欲しくて探していたのですが、日本では見つけられず、最近ジャマイカで購入したものです。
ジャマイカではレスター・スターリンがカバーしてますが、ヒスが強く、キレイな盤がなかなかありません。
"BLUE NIGHT / JIMMY BECK & HIS ORCHESTRA"CHAMPION, 1959
カップリングも違った雰囲気で良いです!!
2010/04/05
HELLO MOTHER
2009/10/30
AUTUMN LEAVES
"RAYMOND HARPER / AUTUMN LEAVES"DOCTOR BIRD, 1967
ショップのレコード買い付けで、しばらく更新出来ないのでマイ・スペシャルを紹介します。
ショップのレコード買い付けで、しばらく更新出来ないのでマイ・スペシャルを紹介します。
この曲"Autumn Leaves"は、恋愛(失恋)の追憶を季節に重ね合わせたシャンソンの名曲で、母国フランスに留まらず、世界中で愛されるポピュラーミュージックとして広まっています。みなさんご存知でしょうが日本でのタイトルは「枯葉」ですね。
下でも紹介しますが、ジャズでも永遠のスタンダードとして、数多くの名演が残されています。
下でも紹介しますが、ジャズでも永遠のスタンダードとして、数多くの名演が残されています。
ジャズにはスタンダードと呼ばれる名曲がいくつも存在しますが、同じ曲でもミュージシャンごとに表現の仕方が異なり、聴き比べるのがジャズの楽しみ方の一つとなっています。
自分はレイモンド・ハーパーが"Autumn leaves"を演奏している事を知らなかったので、このレコードを見つけた時の衝撃と嬉しさは相当のものでした。演奏も素晴らしく、抑制を効かせつつも感情豊かな表現は、さすがレイモンド・ハーパーですね。大好きな曲を大好きなアーティストが演奏している悦びは何年たっても変わらないと思います!!
自分はレイモンド・ハーパーが"Autumn leaves"を演奏している事を知らなかったので、このレコードを見つけた時の衝撃と嬉しさは相当のものでした。演奏も素晴らしく、抑制を効かせつつも感情豊かな表現は、さすがレイモンド・ハーパーですね。大好きな曲を大好きなアーティストが演奏している悦びは何年たっても変わらないと思います!!
"CHET BAKER & PAUL DESMOND / AUTUMN LEAVES"
EPIC, 1974
ウェスト・コーストを代表するミュージシャン2人による美しい演奏です。
チェット・ベイカーは50年代に一世を風靡するものの、ドラッグ絡みで刑務所に入り、1968年には、またしてもドラックが原因で暴漢に襲われ、前歯を全て折られてしまい演奏が出来なくなるなど、破天荒な人生を歩んだ人です。
このポール・デスモンドとの"Autumn Leaves"は音楽業界に復帰した1974年のものです。
"CANNONBALL ADDERLEY & MILES DAVIS / AUTUMN LEAVES"
BLUE NOTE, 1958
契約の関係でキャノンボール・アダレイ名義となっていますが、マイルス・デイビスがブルーノートに残した最高傑作"Somethin' Else"に収められている"Autumn Leaves"です。
マイルスにしか表現できない絶妙な間と美しさです。ただただ美しい演奏です。
2009/10/11
SUAVITO
"JOHNNY PACHECO / SUAVITO"ALEGRE, 1963
Tommy McCook & The Skatalitesで有名な"Suavito"です。
スカファンのみならず非常に現場受けの良い曲なので、みなさんご存知かと思いますが、ジャマイカではTommy McCookのヴァージョンも、下で紹介しているMongo Santamariaのヴァージョンもほとんど聴きません。
このオリジナルであるJohnny Pachecoの"Suavito"をオリジナル・サウンドマン、ヴィンテージ・コレクターが「どうだ!!」とばかりにプレイします。
このオリジナルであるJohnny Pachecoの"Suavito"をオリジナル・サウンドマン、ヴィンテージ・コレクターが「どうだ!!」とばかりにプレイします。
この曲はコレクター連中の間では「スペシャル」の存在で、アーティストやレーベルも隠して教えてもらえず、自分も見つけるまでにとても時間がかかりました。
日本のヴィンテージ・ファンには理解できないかもしれませんが、ジャマイカではBig People Musicと呼ばれ最高に盛り上がる1曲です。
日本ではJammers Recordのジャマイカ人セレクター"Double-H"がプレイしてるのを聴いて「やっぱ"Suavito"はこのヴァージョンだよな!」と2人で盛り上がりました。
日本ではJammers Recordのジャマイカ人セレクター"Double-H"がプレイしてるのを聴いて「やっぱ"Suavito"はこのヴァージョンだよな!」と2人で盛り上がりました。
2009/09/27
JERK IN TIME
2009/08/10
MIGHTY LIKE A ROSE
"MIGHTY LIKE A ROSE / EDDIE HARRIS"VEE JAY, 1961
シカゴのテナー奏者Eddie Harrisは、当時主流だった「豪快で直線的」のイメージとは違い、優しく(悪く言えば軽い)メロディアスなテナーが持ち味です。その後、ソウル・ジャズの流行がありますが、当時は「いわゆるジャズの王道」とは外れたミュージシャンとの見方が強かったようです。
ただ、なぜかジャマイカでは人気があり(ジャマイカ人はしっとりとした甘いメロディも好きだからだと思いますが)自分も随分イベント等で聴きました。
ただ、なぜかジャマイカでは人気があり(ジャマイカ人はしっとりとした甘いメロディも好きだからだと思いますが)自分も随分イベント等で聴きました。
"MIGHTY ROSE / RAYMOND HARPER"PRINCE BUSTER, 1963
大好きなRaymond Harperによるスカ・ヴァージョンです。同じプリンス・バスター・レーベルの"African Blood"と並び、彼の代表作ですのでお馴染みかと思います。こちらで紹介した"Tippin' In"とのカップリングです。
アルト・サックスはLester Starling、テナー・サックスはVal Bennettではないかと思いますが、素晴らしいコンビネーションを見せてくれます。そして強力なリズムの要には"Drumbago"ことArkland Parksがいます。
アルト・サックスはLester Starling、テナー・サックスはVal Bennettではないかと思いますが、素晴らしいコンビネーションを見せてくれます。そして強力なリズムの要には"Drumbago"ことArkland Parksがいます。
2009/08/06
JOYBELLS FOR INDEPENDENCE
"JOYBELLS FOR INDEPENDENCE / RYTHM ACES"COXSONE, 1962
今日8月6日はジャマイカの独立記念日です。
ジャマイカの独立については、以前運営していたサイトで書いていますので興味がある方は是非読んでみてください。(10年近く前、ジャマイカで生活していた時期に書いた記事です。乱筆、乱文ではありますがご了承ください)
Jamaica Independence Day
さて、この曲ですがCoxsone産のインディペンデンス・ソングです。「独立の鐘の元での団結と幸福」が唄われています。1962年といえばサー・コクソンのサウンド・システム"Down Beat"が絶頂期だった時代です。"Down Beat"のスピーカーから毎晩、この曲が流れていたのでしょうね。
ジャマイカの音楽はいつでもジャマイカの文化と繋がっています。自分はブログを通じて、そこの部分を大事に伝えていきたいと思います。
ジャマイカの独立については、以前運営していたサイトで書いていますので興味がある方は是非読んでみてください。(10年近く前、ジャマイカで生活していた時期に書いた記事です。乱筆、乱文ではありますがご了承ください)
Jamaica Independence Day
さて、この曲ですがCoxsone産のインディペンデンス・ソングです。「独立の鐘の元での団結と幸福」が唄われています。1962年といえばサー・コクソンのサウンド・システム"Down Beat"が絶頂期だった時代です。"Down Beat"のスピーカーから毎晩、この曲が流れていたのでしょうね。
ジャマイカの音楽はいつでもジャマイカの文化と繋がっています。自分はブログを通じて、そこの部分を大事に伝えていきたいと思います。
2009/08/03
2009/07/22
ST. THOMAS
"SONNY ROLLINS / ST. THOMAS"PRESTIGE, 1956
とても有名な曲なので、ちょっと検索すれば色々でてきますし、特に解説の必要も無いと思いますが、Sonny Rollinsは両親がヴァージン諸島の生まれで(いわゆるカリブ移民)、子供の頃から親しんでいたカリプソをこの曲のテーマにした事はあまりにも有名です。(他にもカリプソを何曲も演奏しています)
豪快で、明るく楽しいテナー・スタイルはジャマイカでも大人気ですが、この時代のテナー奏者に大変な影響を与えています。
Tommy McCookやRoland Alphonsoなどのジャマイカのミュージシャンも、聴いただけで影響を受けているのが解ります。
"CHARLIE RODRIGUEZ / HELLO JOE"詳細不明
プエルトリコのビッグ・バンドによるヴォーカル入りカリプソ・ヴァージョンです。結構ジャズっぽくてカッコイイです。この歌詞がオリジナルなのかは不明ですが、プエルトリコはセント・トーマス島のあるヴァージン諸島に隣接しているので可能性は高いのではないでしょうか。
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