2013/03/23

ORIENTATION


"ORIENTATION / MAX ROACH SEPTET"
available on: Modern Jazz Hall Of Fame
DEBUT, 1953



チャールズ・ミンガスとマックス・ローチのレーベル"Debut"音源のLP"Modern Jazz Hall Of Fame"から1曲。

このLPは1953年に行われた、Jazz史に残る伝説のジャム・コンサート"Jazz At Massey Hall"のライブ音源とシングル曲で構成されています。
この"Jazz At Massey Hall"のライブ音源というのも非常に臨場感があり、全身で音楽を楽しんでいる雰囲気がビシビシ伝わってきます。

パド・パウエル(ピアノ)とチャールズ・ミンガス(ベース)の2人が、マイティ・スパロウやデタミネーションズのカバーで有名な"Under My Skin"を演奏していたりと素晴らしい内容です。
*チャールズ・ミンガスについてはタカオさんブログもチェック!!

そして本題の"Orientation"です。1953年にシングルカットされたタフなジャズインスト。
カリプソやスカのインストが好きな方なら楽しめる曲だと思います。
マックス・ローチ名義となっていますが実質はハンク・モブレーの作品と言えると思います。
当時、ハンク・モブレーは、なんと22歳!という若さです。

いかにもカリプソのミュージシャンが好みそうな「イントロ」と「アウトロ」。
フレンドリーでキャッチーなテーマからジャム(各パートのアドリブによるソロ)への展開はスカのインストを聴いている方ならお馴染みですね。

そしてそして、チャールズ・ミンガスとマックス・ローチのレーベルというだけあってリズムが最高にスイングしていてかっこいいです。
タフ&タイト。ベースだけ聴いていても、余裕で踊れちゃいますね。ホント素晴らしいです。是非、楽しんでください。

明日も日曜の午後にオススメのジャズを1曲紹介する予定です。

2 件のコメント:

  1. Bonjour Takao Dub2013年3月23日 23:26

    SUPER-B様

    ご無沙汰してます。たかおです。
    今年は暖かく日本は(東京は)今桜が満開だそうです。
    この度は、ぼくのブログをリンクしてくださりありがとうございました!
    すごく光栄で照れくさいです。

    SUPER-Bさんもミンガス好きでスゲー嬉しいっす。
    ミンガス、"男" なんすよね!

    本当は話したい事いっぱいあるんですが
    是非ともお会いしたときに。
    その時とブログ楽しみにしてます!

    本当にありがとうございました!

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  2. タカオさんこんにちは!
    コメント嬉しいです!
    「己の哲学」を持ってますよね。
    こういう人、大好きです。

    タカオさんのブログも毎回楽しみながら勉強させてもらってます。
    ホントすごいです。
    オレもお会いするの楽しみにしています。

    こちらこそありがとうございました!


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