2013/03/07

LUMUMBA, CONGO WAR

"LUMUMBA / BONNY & SKITTER"
WIRLDISC, 1961



今回は販促っぽくて恐縮ですが、今週販売する"Lumumba"についてです。
ショップのコメント欄では書ききれないのでこっちで補完します。

一般的には再発盤の表記である"Lumumbo"として知られていますが、実際はオリジナル盤の表記通り"Lumumba"が正しいタイトルです。
"Lumumba"は人名で、コンゴ民主共和国の独立期の指導者で初代首相('61年に暗殺)パトリス・エメリィ・ルムンバ(Patrice Emery Lumumba)から取られています。

私がパトリス・エメリィ・ルムンバの名前を知ったのはロード・ブリナー"Congo War"に興味を持って調べていた時でした。(2番の歌詞に"Patrice Lumumba"と出てきます)

"CONGO WAR / LORD BRYNNER"
C AND N, 1964


それは、ある大物のセレクターさんに"Congo War"の歌詞の内容について質問した際に「この曲はアフリカの事を唄った、俺達にとって特別な曲なんだ」
と私に教えてくれたからです。
今だったらグーグルに「Congo War」と検索すれば解決するような事でも、当時は大変だった思い出があります。
その中でコンゴの歴史やパトリス・エメリィ・ルムンバを知ると同時に、ジャマイカ人のアフリカに対する意識の高さを強く感じたことを覚えています。

マルコムXやキング牧師は知っていてもパトリス・エメリィ・ルムンバを知らない方は多いのではないでしょうか?
おそらく私もジャマイカの音楽と文化の繋がりに興味を持たなかったら今でも知らないままだったと思います。
是非、グーグルで「パトリス・エメリィ・ルムンバ」または「Congo War」と検索して、これらの曲の持つ奥深さを感じ取ってください。

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