2013/03/24

VOLGA BOATMAN


"VOLGA BOATMAN / AHMAD JAMAL TRIO"

available on: Count 'Em 88
ARGO, 1956


50年代シカゴジャズの王道、チェス系の"Argo"からの1枚です。
このレーベルからのジャズ、ブルーズ系のレコードは個人的にも大好物で良いものばかりです。
骨太でブルーズ色の濃いサウンドが好きな人ならピッタリだと思います。
シカゴもニューオリンズと並んでジャマイカ音楽に強い影響を与えているサウンドの街です。
そのシカゴを愛し、地元でのプレイにこだわったアーマッド・ジャマル。

独特な「タメ」と「間」。強弱、緩急の効いたエレガントなピアノタッチ。痺れます。
限りなくシンプルで音数は少ないですが、その音色は非常に感情が豊かで惹きつけられます。
空間を音で埋めるのではなく、音で彩る感じでしょうか。次はどんな音が鳴るのかワクワクしてしまいます。

唯一無二。だれもカバーできないピアニストです。
フレーズも耳慣れたものなので楽しんでいただけるかなと思います。

2 件のコメント:

  1. Bonjour Takao Dub2013年3月24日 18:58

    SUPER-B 様

    たびたびスミマセン、たかおです。
    アーマッド・ジャマルもマイ・スウィートっす!!
    ニューオリンズとシカゴ!まさにまさに!
    眼からうろこっす。
    SUPER-Bさんのジーン・アモンズやジョニー・リトルの記事、
    ("Selim" じゃなく "Solitude" のところとか!)
    ジャマイカの耳経由のジャズ話、ほんと最高っす!
    超ドキドキしながら読んでます。
    で、石川さんと盛り上がってるわけですが。

    あ、石川さんが、
    今世界中でグッド・ハーテッドなレコード屋のトップは、
    間違いなくヤードリンクと・・・・だ!って言ってました。
    ・・・・は、お会いできた時に!

    今からジャマル聴きます~。

    返信削除
  2. タカオさんこんにちは!
    やっぱりタカオさんも好きでしたか?
    嬉しいです。

    オレもジャマイカでジャズの楽しみを色々教えてもらって
    ジャマイカのコレクターさんには感謝です。

    あと、昨日タカオさんのブログのセロニアス・モンクの記事を
    改めて読んだんですけど。素晴らしいです。

    セロニアス・モンクはジャマイカのコレクターにも大人気で
    日本から随分レコード運びました。
    多分、オレはジャマイカで一番"Blue Monk"を売った人間だと思います(笑)

    石川さんにもよろしくお伝え下さい。
    いやー、お会いしてゆっくり話したいです。

    ホント、ありがとうございます!

    返信削除