2009/10/11

SUAVITO

"JOHNNY PACHECO / SUAVITO"
ALEGRE, 1963


Tommy McCook & The Skatalitesで有名な"Suavito"です。
スカファンのみならず非常に現場受けの良い曲なので、みなさんご存知かと思いますが、ジャマイカではTommy McCookのヴァージョンも、下で紹介しているMongo Santamariaのヴァージョンもほとんど聴きません。

このオリジナルであるJohnny Pachecoの"Suavito"をオリジナル・サウンドマン、ヴィンテージ・コレクターが「どうだ!!」とばかりにプレイします。
この曲はコレクター連中の間では「スペシャル」の存在で、アーティストやレーベルも隠して教えてもらえず、自分も見つけるまでにとても時間がかかりました。

日本のヴィンテージ・ファンには理解できないかもしれませんが、ジャマイカではBig People Musicと呼ばれ最高に盛り上がる1曲です。

日本ではJammers Recordのジャマイカ人セレクター"Double-H"がプレイしてるのを聴いて「やっぱ"Suavito"はこのヴァージョンだよな!」と2人で盛り上がりました。
"MONGO SANTAMARIA / SUAVITO"
BATTLE, 1963


こちらがMongo Santamariaのヴァージョン。大胆なアレンジがされていてTommy McCookのヴァージョンの元になったのがよく解ります。

"TOMMY McCOOK / SAUVITT"
COXSONE, 1964


これがジャマイカのトップミュージシャンによる皆さん大好きなヴァージョンです。上から順番に聴いていくとJohnny PachecoからSkatalitesへの流れに納得ですね。

2 件のコメント:

  1. トランペッター2009年10月11日 23:33

    素晴らしいです。mongo santamariaとtommy mccookしか知りませんでした。この曲は確かにかかると確実にテンション上がります。イントロからイエーイという感じですが、特に派手さも無い感じが飽きないと思います。英語全然分かりませんが雰囲気でグッと来るジャマイカの曲は本当に出会えて良かったと思います。これでリリックも分かれば尚最高なのですが。〔instなんかは勝手に自分で雰囲気作って楽しめるので大好きです〕曲をもっと楽しむために英文法から勉強します。

    やはりセレクターのスペシャルは興味津々です。

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  2. トランペッターさん
    コメントありがとうございます。

    このジョニー・パチェーコという人はサルサ界では超大物なので、日本で探せば見つけるのも難しくなかったと思います。
    インターネットも無いときに聴いて、ジャマイカで必死で探したので見つからなかったんですね。

    自分はサルサやソンの情熱的なトランペットも大好きなのですが、お金がそこまで回らないのでCDなんかで楽しんでいます。

    そしてこの曲はスペイン語です。自分も全然わかりません(笑)

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