2012/09/08

ROSE

"ROSE / JOEY LEWIS & HIS ORCHESTRA"
available on: TOPS IN TRINIDAD
RCA VICTOR TRINIDAD, 1961



久しぶりの更新になります。
リスタートということで、今1曲目にプレイしたいお気に入りの曲を紹介します。
マイティ・スパロウの同タイトルのカバーインストです。
ちょっと乱暴で力強いリズム、浮揚感のあるホーン、そしてその間を漂うギター。最高です!

ジョーイ・ルイス(Joey Lewis)は50年代から70年代まで長く活躍したトリニダッドの名バンドリーダーです。
60年代にはジャマイカにもショウの為に何度も訪れていて、バイロン・リーなどのミュージシャンとも親交があったようです。
Rock-A-ShackaのCook特集であるvol.10に収められたキラーカリプソ"El Toro"はご存知の方いるんじゃないでしょうか?

独学でギターを習得し、確立した彼独自のスタイルは、早くから認められ10代で自身のバンドを率いていたというからすごいですね。このアルバムを録音したのも彼が20歳位の時ですから、10代の頃から数多くのレコーディングに参加していたんですね。
彼は50年代に最も若く成功したバンドリーダーとして大活躍し、ココで紹介しているClarence Curvanなど、数多くの優秀な若いバンドリーダーが後に続いたということです。

ピアノとオルガンの腕前も相当で、後にはピアノ、オルガンでのリーダー作もあるようです。
ギターと鍵盤といえば、同じトリニダッド出身のリン・テイトもギターと鍵盤どちらも演奏しますね。

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