2012/09/16
DESAFINADO
"DESAFINADO / STAN GETZ & CHARLIE BYRD"
VERVE, 1962
ブラジルの音楽家アントニオ・カルロス・ジョビンの名作中の名作です。
カバーも非常に多く誰でも知っている曲だと思います。
"DESAFINADO / MAPLETOFT POULLE ORCHESTRA"
WIRL JAMAICA, 196?
まずはMapletoft Poulle Orchestraのメント/カリプソでのカバーです。
Mapletoft Poulleはジャマイカ国歌の編曲を担当した大物の音楽家でピアニストです。
Mapletoft Poulle Orchestraは50年代のトップバンドの1つとして数えられていて、スカタライツのジョニー・ムーアが所属(後にジョニーはラスタ思想とドレッドロックスが原因でクビになります)していたことでも知られています
60年代以降はジャマイカ政府と協力して、海外でのメントやジャマイカ音楽の普及に努力、貢献したようです。
60年代中期に同じWirlレーベルからメントのアルバムもリリースしています。
このレコードはスタンパーがジャマイカ製ではないので、録音の時期については不明です。
スタン・ゲッツがチャーリー・バードとのコンビで、この曲を大ヒットさせたのが1962年ですので、録音は1962年以降だと思います。
荒々しく力強いリズムにテンション上がります。ウワモノがサックス、フルート、ギター、ピアノと変わっていく感じも良いです。
バイロン・リーも、もう少しサラっとしたアレンジのカリプソカバーを"Caribian Joy Ride"というアルバムでカバーしています。
"DESAFINADO / PRINCE BUSTER AND THE ALL STARS"
PRINCE BUSTER V.O.P, 1964
そしてこちらはスカファンにはお馴染みのPrince Buster And The All Starsによるスカカバーです。
テナーにVal Bennett、トランペットはRaymond Harper、ドラムはArkland "Drumbago" Parksという個人的に大好きなメンバーです。
ローカルな匂いは強く残しつつ、非常に優雅で洗練されたすばらしい演奏です。
秋の連休にゆっくり聴いてみてください!
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