COOK, 1962
個人的にとてもお気に入りのカリプソ・インストです。
まず、注目してもらいたいのが素晴らしいギターです。カリプソではギターが効果的に使われている曲が多いのですが、Clarence Curvan Orchestraの楽曲は特にギターがメインの曲が多いです。
この「間」そして「溜め」に聞き覚えがありませんか?
Lynn Taittのギター・スタイルと多くの部分が共通していると思います。Lynn Taittはご存知の通りトリニダッドの出身なので当然と言えば当然なのですが、こうやってカリプソのギターを聴くと「このギターがロックステディになったんだな」とつくづく感じます。
自分はスカやロックステディからカリプソを聴き始めたので、そう感じるのですが、カリプソからスカ、ロックステディを聴くと、逆に感じるのでしょうね。
ブルース、ジャズとの関係にも言えますが「音楽は、常に文化の交流を繰り返し進化していくんだな」と確認させてくれます。
"LET TRUE LOVE BEGIN / CLARENCE CURVAN ORCHESTRA"
COOK, 1962
こちらが本来のA面です。Clarence Curvan Orchestraらしい美しいロマンティックなインストです。
両面素晴らしい曲なので、現場プレイする時は他のClarence Curvan Orchestraと合わせ、両面使いします。
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