Curfew in Corporate Area
キングストンは昼間は正常さを取り戻しつつありますが、夜は全く違った世界になります。
昨日の深夜も、激しい雨の中、近所でとても激しい銃声が2回聞こえました。
情報もいろいろ行き交っていて、報道と違うことも耳に入ってきたりします。
このような時は、街全体の治安が乱れ、強盗などの犯罪が急増します。日本人はターゲットになりやすいので滞在中の方、滞在の予定がある方、くれぐれもご注意を。
Bob Marley - Curfew Burnin` & Lootin`
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2010/05/29
2010/05/26
WESTERN KINGSTON

KING EDWARD'S, 1963
いろいろ、ご心配いただきありがとうございます。元気ですので、ご心配なく!!
日本のニュースにもなっているようなので、ご存じの方もいると思いますが、キングストンの街は大変な事になっております。
表面上は、麻薬王と呼ばれるギャングの支持者と治安部隊の武力衝突なのですが、その裏側は実に深く、非常に深刻な問題が関わっています。
与党であるJ.L.Pは非常に厳しい政治判断を迫られていますが、判断によっては国内の状況はさらに悪くなると思います。
(どのような判断をしても、J.L.Pにとっては大きなダメージになる事は間違いないでしょうが)
事情が複雑で、個人の意見は控えたいと思ったので、歌詞のある曲ではなくインストを紹介しておりますが、とにかく、犠牲者が増えること無く、早く沈静化することを心から祈っています。
自分もしばらくは行動が制限されると思いますが、こういう時は大人しくしてるしかありません。
本当は、今週頭にレコードを日本に送ろうと思っていたのですが、レコードが先週から全く集まっていないので発送が遅れています。
今週いっぱい様子を見て集まらないようなら、今ある分だけでも送ろうと思っています。
2010/05/23
IRON BAR~JAMAICA FAREWELL

COXSONE(JAMAICA), 1963
マイフェイバリット!!スカをプレイする際には、かなりの高確率(ほぼ、毎回)でプレイする最高にお気に入りのインストです。
ジャマイカ民謡であるメントの名曲を、スカにアレンジしたインストです。ドライブするベースとドラムがズンズン下半身に響きます。この手の曲は是非サウンドシステムで体感して欲しいです。
ジャズトランペッターであるビリー・クック名義の曲はおそらくこの曲だけだと思いますが、ジャズ楽団での活動がメインだったからだと思います。
それで、レーベルの画像を見てもらいたいのですが、先に"Iron Bar Billy Cooke"と書いて、その上に赤字で"INST KGN TWN"と書かれています。
"KGN TWN"は"KINGSTON TOWN"を略したものです。なぜ"INST KGN TWN"と書いてあるのかは、最後に解るようになっています!!同時期にロード・タナモもスカで唄っています。

CXSONE(JAMAICA), 1962
available on: JAZZ JAMAICA FROM THE WORKSHOP
このアルバムは、ジャズマニアの"Sir. D"こと、サー・コクソン・ドッドが本当に制作したかった1枚だったと思います。とにかくメンバーが超豪華です。
全編を通して聴くと、ドン・ドラモンドが7インチ等で聴くのとは全く違う表情を見せているのも興味深いです。
レコーディングメンバーは以下のミュージシャン達です。
Lloyd Mason(bass), Carl McLeod(drums), Tommy McCook , Roland Alphonso(tennor), Don Drummond(trombone), Billy Cooke(trumpet), Cecil Lloyd(piano), Ernest Ranglin(guiter)
このアルバムの1曲目に収録されているのが、ジャズアレンジした"Iron Bar"です。上で紹介したスカヴァージョンと同じビリー・クックがトランペットです。
カリブの匂いがする素晴らしいアレンジがされています。セシル・ロイドのピアノも軽快です。セシル・ロイドは少ないながらも、非常に質の高い曲を残しています。

MELODISC(ENGLAND), 1951
ジャマイカでは一般的に親しまれているのがこちらのジャマイカ民謡であるメントです。メントの曲としてはとても人気があり、沢山のアーティストが唄っています。
紹介しているのは、イギリス録音なので最後がアレンジされています。内容はBig Bamboo系です。

CARL'S(JAMAICA), 19??
そして"Jamaica Farewell"です。紹介している曲はメントですが、誰でも知ってると言っていいくらい有名なポップソングです。
そもそもアメリカでバルバドス移民のカリプソニアンがヒットさせた曲ですが、ハリー・ベラフォンテが唄っているものが一番有名でしょう。
この曲は"Iron Bar"のメロディそのままに、歌詞だけ変えたものです。ジャマイカを離れる時のセンチメンタルな気持ちを唄った名曲です。
ジャマイカ国内では、ジャマイカに観光に訪れる観光客相手に、様々なアーティストのレコードが販売され、今でも島中のホテルで演奏されています。
このレコードでも最後に観光客向けのナレーションが入っています。
そして、この曲は別名"KINGSTON TOWN"とも呼ばれています。(キングストンタウンという言葉が、歌詞の最後にとても印象的な使われ方をしています)
"Iron Bar"と"Jamaica Farewell"は歌詞が違うだけなので、インストでは"Iron Bar"="Jamaica Farewell"です。
一番上のレーベルに書かれた"INST KGN TWN"とは"INST Jamaica Farewell"の意味なんですね。
このメロディーには"Jamaica Farewell"の持つインターナショナルの要素と、"Iron Bar"の持つ昔ながらのローカルな要素が同居していると言えるのでは無いでしょうか?
2010/05/16
KINGSTON BYPASS SPECIAL#01

実は今日、うちの大家さんの誕生日パーティーが我が家であり、BGMを頼まれていました。
大家さんはロンドン帰りの元コレクターですので、結構真面目に作りました。
パーティーの時間が長いので、オールジャンル取り混ぜて数枚CDを作ったのですが、せっかく作ったので一部アップしました!!
おかげでレコード屋の更新が出来ませんでした…。すいません。
ジャマイカンミュージックは全くありません。CD1枚を前半と後半に分けてあります。
SP盤の曲も多数あるのでサーフェスノイズはご了承ください。
(vol.1(1/2)"Calypso~Jazz"1曲目が抜けていましたので修正しました。5/16 21:50)
KINGSTON BYPASS SPECIAL VOL. 1(1/2) "CALYPSO~JAZZ"
01. PING PING SAMBA / STERLING BETTANCOURT
02. MAMBO INN / FITZ VAUGHAN BRYAN ORCH
03. COME PRIMA / FITZ VAUGHAN BRYAN ORCH
04. PILIN / CITO FERMIN ORCH
05. MIRANDO LAS ESTRELLAS / CITO FERMIN ORCH
06. TEX BUGGIE / TEX WILLIAMS ORCH
07. LA TUKA/ TEX WILLIAMS ORCH
08. SABROSO PEBIL / RAMON MARQUEZ ORCH
09. EL TORO VALIENTE / ART BLAKEY
10. MAMBO BOUNCE / SONNY ROLLINS
11. JOSE BEGUINES / JOE NEWMAN
KINGSTON BYPASS SPECIAL VOL. 1(2/2) "JAZZ~R&B"
12. I'M IN THE MOOD FOR LOVE / JAMES MOODY
13. THE TALK OF THE TOWN / GENE AMMONS
14. FLAMINGO / EARL BOSTIC
15. RUFFIN' WITH GRIFFIN / GRIFFIN BROTHERS
16. GOING TO CALIFORNIA / KING PERRY
17. RED ROOSTER / MARGIE DAY
18. STUBBORN AS A MULE / MARGIE DAY
19. TWO TIMIN' BABY / JACK McVEA
20. WHY DON'T YOU DO RIGHT / MIKE GORDON
21. DOWN THE ROAD / SMILEY LAWIS
22. COME ON / SMILEY LEWIS
23. I-YI / THE HAWKS
24. PLEASE DON'T LEAVE ME / FATS DOMINO
25. WALKING NEW ORLEANS / FATS DOMINO
26. LOOKING BACK / NAT "KING" COLE
27. THE VOW / GENE & EUNIS
28. I'LL NEVER BELIEVE IN YOU / GENE & EUNIS
そしたらなんと!!石川さんも誕生日という最高のタイミング!!

今日はカクタスでプレイするので、みなさんチェックです!!
2010/05/10
2010/05/08
PIPE DREAMS

CHAMPION, 1959
ナッシュビルのマイナーレーベル"CHAMPION"からの1枚。
聴けば「あー、聴いたことあるフレーズだな」と思うんじゃないでしょうか?
ジャズっぽい雰囲気と、カリブ風の陽気で明るい感じから、西海岸のミュージシャンを連想するかもしれませんが、演奏しているメンバーは"Excello"(ココで紹介しています。)など、重要レーベルのバックバンドのメンバーとして数多くの演奏が残っているようです。
このレコードは、結構前から欲しくて探していたのですが、日本では見つけられず、最近ジャマイカで購入したものです。
ジャマイカではレスター・スターリンがカバーしてますが、ヒスが強く、キレイな盤がなかなかありません。

CHAMPION, 1959
カップリングも違った雰囲気で良いです!!
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