2013/09/26

BUT OFFICER, SATURDAY NIGHT FISH FRY, DRUNK, BIG FAT MAMA

本来であれば前半のメインタイムにプレイしたブルーズを紹介する所ですが、ちょっと長くなってきたので、後半のブルーズのメインタイムまでザクッと飛ばします。
当日の時間割はこんな感じでした。

18:00 - 20:00 Blues
20:00 - 22:00 Jazz
22:00 - 23:00 Blues
23:00 - 00:00 Jazz

時間的には10時過ぎ位だったと思います。(酒も進んでるので、ココらへんになると記憶も曖昧になってます)ココからはお気に入りのジャンプアップチューンを連発していきます!その中からの4曲です。

"BUT OFFICER / SONNY NIGHT"
DOWN BEAT(ALADDIN), 1953



'Hey you boy, with the be bop glasses and the suede shoes, come here'と警官に呼び止められるセリフから始めるビッグクラッシック!

この曲で繰り広げられる警官との皮肉の効いたやり取りが、サウンドシステムの観衆を熱狂させたようです。
「ビ・バップ グラス」と「スエードシューズ」というアメリカの先端ファッション用語が挟まっていることも重要です。
最近でも「clarks」なんかが唄われるので、サウンドシステム文化って変わらないなと思いますが、当時のゲットーの貧しい若者達は、サウンドシステムから流れてくる曲から、アメリカの新しいファッションやスタイル見つけ、その都会的なセンスに憧れていたようです。

"SATURDAY NIGHT FISH FRY / LOUIS JORDAN"
DECCA, 1949



ニューオリンズの週末に行われているパーティーの様子が唄われているビッグクラッシック!
この曲の「ミュージシャン」を「サウンドマン」に置き換えると、そのまんまジャマイカのサウンドシステムの様子ですよね。
黒人と音楽の結びつきの強さも改めて感じることができる「楽しくてワイルド」な最高のパーティーソングだと思います。

"DRUNK / JIMMY LIGGINS"
SPECIALITY, 1953



タフ!タフ!最高にカッコいいお気に入りの1曲です!定番の「酒」ネタです。
「酒」ネタは、呼んでもらっているラウンジの売上に少しでも協力できるように必ずプレイします。
ジミー・リギンスは"Joe Liggins & The Honeydrippers"のジョー・リギンズの弟です。
元々はプロボクサーとして活躍していたようですが、兄のジョー・リギンズが音楽で成功したのをキッカケに、ツアーに同行するようになり、自らも唄うようになったようです。
ちょっとプリンス・バスターっぽいですね。

"BIG FAT MAMA / UNKNOWN"
UNKNOWN, 195?



これはコクソン産の謎のブランク盤。スカとのカップリングなのでテストプレスだと思います。
最高にカッコいいタフなジャンプブルーズです。定番の「女性」ネタです。
「女性」ネタはジャマイカのDJも好きですが、ブルーズもかなり多いんじゃないでしょうか?
この曲は、コレクターさんに誰の曲なのか聞こうと思っていたのに、酔っ払って忘れてしまいました。

ということで、駆け足気味で次回はジャズです!

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